ハノイからホアビン省に田舎町にやってきた陳さん、国道沿いの安宿に荷物置いて、早速夕方の町めぐり。
市場では少数民族衣装のオバサンがゴロゴロしてて、ここではキン族(べト族)の方が少数派みたいです。
町に住んでる、ハノイの知人の友人から電話あり、彼の家で寄せ鍋ご馳走になった後、「もうちょっと飲みに行こう」と相成り、農家の納屋みたいな家に連れて行かれると、そこでは村の公安5名がゴザ敷いて宴会中。
その中へ放り込まれ、散々飲まされた陳さん、「酔っ払いました!先に帰ります」と言ったのですが帰してもらえず、隊長?の「今からカラオケ!」の鶴の一声でバイクに乗せられ、カラオケに拉致連行されました。
そのカラオケと言うのが、川の土手脇にある「ど根性ガエルのヒロシの家」みたいなボロ家で、土手の道からは屋根瓦しか見えず、一旦河川敷に下りないと中に入れない構造。こんなところでカラオケとは「お釈迦様でも気がつくまい」です。
公安氏は皆いつの間にか私服公安に変身してて、我々7名が入店すると、ソファーに寝転がってた店主らしい親父がバネ仕掛けの人形みたいにパッと起き上がって我々に挨拶します。
とりあえず土間のソファーに座ると、店主が満面の笑顔で我々に無茶無茶濃いお茶を勧めます。そして向かいのソファーに並んだカラオケ嬢とお見合いタイム。隊長がいきなり「こいつがいいぞ!」と陳さんに一人のカラオケ嬢を押し付けますが、この子が「太い眉、小さな目、赤いほっぺ、分厚い唇」と、いくらストライクゾーンの広い陳さんでも御免蒙りたいような不細工(強いて言えば「浅黒いおてもやん」)顔で、陳さん躊躇するも、他の6人全員が「部屋に行け!行け!」と無理強いしてきます。陳さんが隊長に「部屋では2人きりで歌うのですか?それともおさわり?」と聞くと、隊長は「こいつー」と言いたげな顔で陳さんの背中を押します。
しぶしぶ、おてもやんと「カラオケルーム」のドアを開けたら、そこはカラオケなんて無く、ピンクの明かり、木製の粗末なベッド、紅いポリバケツの「やり部屋」でした。部屋に入るなり、スルスルとセーターを脱ぐおてもやん、びっくりして酔いが醒めた陳さん… 「どうしよう?」
とりあえずトップレスのおてもやんを抱き寄せるが「ワキガ臭いぞ!おらー」!もう完全萎え萎えモードで、お茶飲んで、駄弁って、適当に時間つぶして、おてもやんに5万ドン握らせて部屋から出ると、隊長が顔をしわくちゃにしながら「楽しかったか?」と聞いてくるんで「楽しかった」と答えると、今度は「志村バカ殿」みたいなんを押し付けてきます!「もういいです。もうチンコ寝てしまいましたわ!」と言い訳すると周りがドッと笑います。
そしてソファーでビール2ケースやっつけて12時過ぎにやっと解散。もちろん酒代タダです。
翌日になっても陳さんの服におてもやんワキガの残り香。翌日も一日ごつー嫌な気分でありました。
- 2008/03/26(水) 21:54:14|
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