数年前、広東省某地に遊びに行った時の話。
そこのホテル、ご多分に漏れず「ラッキーコール」有る訳で、当時北方小姐とばかり遊んでた陳さん、その夜は趣向を変えて「広西妹」を呼びました。
部屋にやってきた広西妹「小麗」は小柄で広西には珍しい色白。広東語には訛りがあります。小麗は「あなたは地元の人じゃないでしょ。香港人?」と聞くので、正直に「いいや。日本人」と言うと「実は私はベトナム人」「困ったこと有るので話を聞いて欲しいの。地元の中国人には絶対話せない事で、日本人は信用できるので、ぜひ話したい」といいいます。
話というのはいきなり「私は騙されて売られてきたの。何とかベトナムに戻りたい。このままじゃ一生帰れない。ベトナムに電話だけでもするの手伝って欲しいの」という話で、彼女は「中国で店員募集していて、2年働けば家が建てられる」と恋人(実はプロのスケコマシ屋)にそそのかされ、中国に密航したとたん「鶏頭」に売られ、自動的に30万元の借金ができてしまい、今も一日500元のノルマ達成できないとリンチ!(昨夜の勲章と、ふくらはぎのミミズ腫れや、足裏の火傷見せられる)。
とんでもない話じゃありませんか!義侠心厚い陳さん、早速「ベトナム解放戦線」を結成し、解放作戦を練りました。
先ず「鶏頭」のババア(実は鶏頭の手下)に電話し、小麗を気に入ったので500元で「包夜」する。そして「友人を空港に迎えに行く」との口実で一路広州へ。(ホテルチェックアウトしてないのでババアも疑わず)。
そして広州から離れた某地から夜に出るベトナム人しか乗ってない国境行きバスに目立たぬ格好で乗せ。500元と「国境に着いたらベトナムに入り公安に駆け込め!ベトナム公安なら言葉も通じるし、中国マフィアの息もかかってない筈だ。公安局から明日朝電話しろ」と書いたメモ握らせ、心配しながら翌朝になるのを待ってたら、10時ごろ電話があり(国境ではベトナム側でも中国の携帯が使える)、無事保護されたとの事で一安心。
そして、ババアに広州から「朝起きたら女いないぞ!金払わないでいいのか!」と文句の電話掛けました。ババアはえらい恐縮してましたが、陳さん、そのホテルからトンズラなのでホテルの保証金200元無駄にしましたが、一ついい事ができました。
その後、そのホテルには近づいてませんでしたが、去年末車で前を通るとつぶれて廃墟と化してました。さらば思い出のXXホテル!
- 2006/03/25(土) 22:08:22|
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コメント:1
素晴らしいですね。感動致しました。
その越南娘も、陳さんの事を人生の恩人だとして決して忘れないでしょう。
- 2008/06/20(金) 05:21:12 |
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